AI顔認識と高機能サーモグラフィーカメラにより、最大16人の体の表面温度を同時測定

AIが顔を認識し、その座標の温度を取得することにより、ディスプレイで体の表面温度を表示し、37.5℃を超えるとアラートを出すことができます。恒温黒体が一定の温度を出しており、それをキャリブレーションしながら測定するので、他のサーモグラフィカメラに比べて、高い精度(±0.3℃)の計測が可能です。

システム構成図

サーモグラフィーカメラと恒温黒体を三脚で設置し、サーモグラフィによる体の表面温度計測結果を表示することができます。ディスプレイにはサーモグラフィのほか、通常の映像も同時に表示されるため、人物を特定することも可能です。クラウド上で映像を記録するオプションを利用することで、任意の時点の結果を確認することができます。

サーモロイドPro紹介動画

管理画面

■特徴1:最大16人の体の表面温度を同時測定

撮影画像に写りこんだ顔をAIが自動認識し、対象座標の温度を抽出します。これにより最大16人の検温を同時に行うことが可能です。

■特徴2:高精度な温度検出

恒温発熱体をサーモグラフィーカメラで同時に撮影することで、自動でキャリブレーション(補正)を行い、±0.3℃の高精度を実現します。

■特徴3:閾値とアラートはカスタマイズ可能

「37.5℃以上の体の表面温度を検知時、音・ライトで通知」といったアラートの設定が可能です。閾値やアラートの方法は、状況に合わせて任意で変更することができます。

■特徴4:複数台の「サーモロイド Pro」をリアルタイムモニタリング可能(オプション)

IoTゲートウェイデバイス「TSX-100」と連携することで、LTE通信を使った遠隔モニタリングが可能です。複数の「サーモロイド Pro」を同時にモニタリングすることで、大規模施設における利用の際にも適切な管理が可能です。

利用シーン

多人数同時計測で人の流れを止めずに測定が可能となるため、複数の人がゲートを通過しながらスクリーニングを行う必要がある場合に最適です。

《注意事項》
※本装置で測定されるのは、「体の表面温度(体表温)」であり一般的な体温計で測られる「体温」の値とは異なります。
※本製品は人体がウィルスに感染しているかどうか判別する機器ではありません。
※体表温は計測時や計測前の環境条件、被測定者の状態等により変動いたします。
※本装置によるスクリーニングで発熱の疑いが出た場合は、体温計での再検温をお勧めします。
※発熱が確認された場合、別途医師による診察が必要になる場合があります。
※本装置は、薬事認証を取得した医療機器ではありません。
※本装置を用いた診断などの医療行為にはご利用頂けません。